バツイチというハンディキャップを乗りこえていこう

芸能人だったらいいかもしれない。「まぁ、離婚も一種の売名でしょ? 世間に忘れられてきたなぁと思ったら離婚しちゃえばいいんだよ。そうすれば一時的にまた名前が広がる。離婚はいい広告だよ」そんなことを話す業界人もいたが、あくまでもそれは業界での話。一般的なこの世界では、やっぱり離婚というのはマイナスイメージなのだ。ただし、昔よりかは幾分マシなほうだ。バツイチは「悪人」っていうレッテルを貼られちゃうもんな。特に男に対しては顕著だ。事実はそんな単純なものではないのに「離婚した場合、男が加害者に決まってる!」というイメージがあるんだろうな。バツイチ男は、まだまだ世間の敵ですよ。でもな、バツイチだって、また新しく幸せな家庭を築きたいって思うのは自然なこと。むしろ、失敗したからこそ幸せな家庭に執着しちゃうっていうのもあるかな。「今度は失敗しない」っていう自信も少しだけあるんだ。まぁ、ただの傲慢かもしれないけど。ただ、ここで難しいのは、「バツイチ男の新たな出会い」ってところ。バツイチで子持ちだったら、まだわかりやすいだろう。素敵な女性と知り合って、二人だけで食事をする、とてもいい雰囲気だ。そんなときに話せばいいだろう。「実は話さなきゃいけないことがあるんだ」「え、なにかしら?」「実は僕には離婚歴があって、幼い息子を一人で育てているんだ」こんな話もできるでしょう。それは彼女も知っておくべき事実だからだ。しかし、子供がいない場合。あえて「俺はバツイチだ」なんて言う必要があるんだろうか? 言ってもマイナスなことが起こるだけだろう。俺はそう考えてしまって、いつも言うタイミングを逃してしまうんだ。もちろんわざとじゃない。彼女と楽しい時間を過ごすことに夢中で「バツイチ」なんていう過去は一度も思い出さないのだ。しかも、彼女のほうから「ちなみに結婚歴はあるの?」なんて質問は絶対こない。そのまま、バツイチだって知らせずに深い関係になってしまうのだ。しかし、婚約直前に知らせてフラれたこともある。やっぱり何が何でも最初に言うべきなんだろうな。

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